MOROPAIN[モロパン](福岡市南区)
パン激戦区にあって
さらなる高みを目指すベーカリー

西鉄天神大牟田線平尾駅から歩いて5分、
福岡ベーカリーの激戦区として知られる南区高宮に
「MOROPAIN(モロパン)」がオープンしたのは昨年7月のこと。
古民家をリノベーションした店舗は
アンティークとモダンを両立させたセンスが光ります。
カリフォルニア・レーズンコンテストなど
数々の受賞歴を持つオーナーシェフの諸永裕士さん。
パンの世界に入ったのは20歳の時。
東京の店舗での修業時代、
モチベーションの高い環境で働くことで
本格的に職人の道を歩む決意を固めたそうです。
独立のきっかけは、休日に有名店を回り
いろいろなパンを見て感じた結果、
「自分の学んだパン作りは間違っていなかった」という
手応えをつかんだことから。
技術的には着実に成果を出していたので、
この軸や基準がブレなければ
独立してもやっていけると実感したそうです。

▲1階はパン売り場とカフェのカウンター席、
2階はテーブル席とキッズスペースが用意され、
週末には朝早くからファミリー客でにぎわいます。

▲人気の『メロンパン』(140円)。
牛乳の代わりにヨーグルトで生地を仕込むことで、
よりふっくらとした食感を出しています
自分の覚悟や想いも
のせていきたい
同店のスタッフは諸永さんを含めて全部で4人、
全員がパン職人です。
お客にはじっくりと商品を見て選んでほしいため
売り場にはスタッフの姿はありません。
レジにお客が並んだら、
はじめてスタッフが厨房からさっと出て
対応しています。
お客様も
「忙しいのにごめんね」
「がんばってね」
と声をかけてくれることが多く、良いコミュニケーションとなっているそう。

▲ラムレーズンとはちみつキャラメルの
ブリオッシュ『ニダベイユ・オ・レザン』(500 円)。
はちみつキャラメルが
レーズンをよりジューシーに引き立てます
次のステップとして
難しいパンに挑戦したい
次のステップは“難しいパン”。
そのひとつが、『パン・ド・ロデヴ』です。
諸永さんにとってこのパンは「難しいパン」の
一言に尽きるそう。
パン種の管理や一つひとつの工程に
丁寧な仕事が求められ、
そのいずれかひとつでも欠けると
おいしいパンにならないそうです。

▲『パン・ド・ロデヴ』(420 円)。
がっしりとしたクラストと
モイスチャーなクラム。
ほのかな酸味と旨みのある
味わいが楽しめます
「今までのモロパンの魅力に加えて、
これからは職人としての覚悟や想いを
パンにのせていきたい」
と話す諸永さん。
パン激戦区の中でも、今最も注目度の高いベーカリーです。
(2015年12月15日号掲載)
【ショップ情報】
住所:福岡県福岡市南区高宮1丁目17-5
TEL.092-791-5676
営業時間 7:00〜17:00
定休日:月曜・火曜(祝日営業)
さらなる高みを目指すベーカリー

西鉄天神大牟田線平尾駅から歩いて5分、
福岡ベーカリーの激戦区として知られる南区高宮に
「MOROPAIN(モロパン)」がオープンしたのは昨年7月のこと。
古民家をリノベーションした店舗は
アンティークとモダンを両立させたセンスが光ります。
カリフォルニア・レーズンコンテストなど
数々の受賞歴を持つオーナーシェフの諸永裕士さん。
パンの世界に入ったのは20歳の時。
東京の店舗での修業時代、
モチベーションの高い環境で働くことで
本格的に職人の道を歩む決意を固めたそうです。
独立のきっかけは、休日に有名店を回り
いろいろなパンを見て感じた結果、
「自分の学んだパン作りは間違っていなかった」という
手応えをつかんだことから。
技術的には着実に成果を出していたので、
この軸や基準がブレなければ
独立してもやっていけると実感したそうです。

▲1階はパン売り場とカフェのカウンター席、
2階はテーブル席とキッズスペースが用意され、
週末には朝早くからファミリー客でにぎわいます。

▲人気の『メロンパン』(140円)。
牛乳の代わりにヨーグルトで生地を仕込むことで、
よりふっくらとした食感を出しています
自分の覚悟や想いも
のせていきたい
同店のスタッフは諸永さんを含めて全部で4人、
全員がパン職人です。
お客にはじっくりと商品を見て選んでほしいため
売り場にはスタッフの姿はありません。
レジにお客が並んだら、
はじめてスタッフが厨房からさっと出て
対応しています。
お客様も
「忙しいのにごめんね」
「がんばってね」
と声をかけてくれることが多く、良いコミュニケーションとなっているそう。

▲ラムレーズンとはちみつキャラメルの
ブリオッシュ『ニダベイユ・オ・レザン』(500 円)。
はちみつキャラメルが
レーズンをよりジューシーに引き立てます
次のステップとして
難しいパンに挑戦したい
次のステップは“難しいパン”。
そのひとつが、『パン・ド・ロデヴ』です。
諸永さんにとってこのパンは「難しいパン」の
一言に尽きるそう。
パン種の管理や一つひとつの工程に
丁寧な仕事が求められ、
そのいずれかひとつでも欠けると
おいしいパンにならないそうです。

▲『パン・ド・ロデヴ』(420 円)。
がっしりとしたクラストと
モイスチャーなクラム。
ほのかな酸味と旨みのある
味わいが楽しめます
「今までのモロパンの魅力に加えて、
これからは職人としての覚悟や想いを
パンにのせていきたい」
と話す諸永さん。
パン激戦区の中でも、今最も注目度の高いベーカリーです。
(2015年12月15日号掲載)
【ショップ情報】
住所:福岡県福岡市南区高宮1丁目17-5
TEL.092-791-5676
営業時間 7:00〜17:00
定休日:月曜・火曜(祝日営業)