メゾンカイザー幕張店(千葉県・千葉市)

カフェを充実させ、食べ方の新しい提案を
千葉1号店、国内24店舗目の出店となる
メゾンカイザー幕張店がオープン。
さまざまな集客ポイントに着目して
選んだロケーションで、
伝統的なスタイルと
カフェメニューの融合を目指す
同店の開業について、
MD本部マネージャーを務める木村寛氏は
「同アウトレットパークのリニューアルと
エリア増床に合せ、デイリーユースに耐えうる、
しかもスタイリッシュな店舗を作り上げた」
と説明する。同地への出店理由は、
同商業施設のインバウンド需要の伸び、
また周辺にはタワーマンションの
建設ラッシュによる人口増、
イベント会場幕張メッセの
集客力を見込んでとのことだ。

▲伝統的でクラシカルに仕上げた店内
しっかりと魅力的な店をつくることで
勝算がある
同店のコンセプトは“伝統的なスタイル”。
高輪本店に使用している桜材の内装を再現。
また近年力を入れているカフェスペース(38席)では、
床の石材を市松模様に配し、
クラシカルモダンな雰囲気に仕上げている。
提供するパンは千葉初出店を記念し
同店ならではのオリジナル品として、
特産のアオサと醤油を
バゲット生地に練り込んだ
『パン・千葉』(357円税込)を開発。
成形はフルートのように細く伸ばした生地をリングにし、
香ばしいカリカリの食感と
もっちりとしたクラムの食感が味わえるよう
仕上げている。

▲左から時計回りに、
同店限定のアオサと醤油を練り込んだ『パン千葉』(357円)
サルタナレーズンを使用し、全粒粉のコクを引き出した
『レーズンとクルミのコンプレ』(285円)、
ゴマとハチミツを練り込んだ
『黒ゴマのエックメック』(281円)
カフェメニューはロティサリーチキン、
網焼きステーキなどの料理や、
ドリンクはアルコールメニューを充実させる。
「高輪に初出店した直後はパンが売れない日々が
続いたことがある。その時、日本人に馴染みがなかった
ハード系の食べ方を提案して巻き返した経験があり、
それを踏まえてカフェではパンの食べ方の
新しい提案をしていきたい」
と木村マネージャーは話す
【ショップ情報】
住所:千葉県千葉市美浜区ひび野2-6-1
三井アウトレットパーク幕張A-1F
TEL.043-441-4375
営業時間10:00~21:00(LO20:00)
定休日:不定休